『ぐうたら旅日記』 | 本だけ読んで暮らせたら

『ぐうたら旅日記』

昨年10月,国際学会での発表でクライストチャーチに行った際,機内で読んだのが北大路公子著『キミコのダンゴ虫的日常』っていう,札幌市在住の40代の作家が書いたエッセイだった.脱力エッセイ.

 

 

これが面白かったので,先日書店でたまたま見かけた別のも読んでみた.

同年代の友人知人数人と連れだってフェリーや車で恐山や知床に行く.その道中や宿での何でもない出来事を綴った紀行文.

恐山に行き,知床に行き,また恐山に行き,その後,ウニを食べに積丹に行き,再びウニを食べに積丹に行く.朝からビールを飲み,ウニをたらふく食い,気に入らない奴らに(心の中で)呪いを掛け,早寝早起きをする(してしまう)旅.

読んでると羨ましくなってくる.

 

 

9月に出張と学会のために行く北海道と岡山では,私もできるだけ ぐうたら したい...