『ぼくは夜に旅をする』 | 本だけ読んで暮らせたら

『ぼくは夜に旅をする』

THE NIGHT TOURIST (2007)


『ぼくは夜に旅をする』  キャサリン・マーシュ/著、 堀川志野舞/訳、 早川書房(2008年)


14歳の少年が亡くなった母を捜しにニューヨークの地下にある“黄泉の国”を冒険する物語。

『優雅なハリネズミ』という巷で評判の本を確かめたくて書店に行ったのだが、何気なくその横に並べられていた本書の方を手にとってしまった。

数ページ立ち読みして、購入を決定。立ち読みの最中、この作品からは、私好みの匂いがしていたんだ・・・。


手軽にさくさくっと読めて、それでいてソコソコに面白い。でも、やっぱり、そこそこだね。スペシャルではない。

私もそろそろジュブナイル小説からは卒業か? でも、また忘れた頃に読んじゃうんだろナ・・・。


そうそう、本書、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)の最優秀ジュヴナイル賞を受賞した作品だそうだ。



娘にあげちゃいます。学校での朝の読書の時間に読むんだと。