『自転車入門』 | 本だけ読んで暮らせたら

『自転車入門』


『自転車入門―晴れた日はスポーツバイクに乗って』  河村 健吉/著、 中公新書(2007)


硬い・・・、固いぞ・・・、堅すぎるぞ! この書名。 そりゃ、どういう中身かってことが、一目瞭然で判りやすいけど、もう少し何とかしようヨ。

著者の人柄(この本の書きっぷり)そのまんまだ。真面目で解り易いことを最優先している。

サブタイトルの 「晴れた日はスポーツバイクに乗って」 だけでいいじゃん。


60歳を過ぎてから自転車に乗り始め、この本を書いた時点では、たった3年の経験しかなかった著者。

ほぼ初心者の書いたスポーツバイク入門書ってことで、読んでみた。


一番面白かったのは、自転車のことではなくて、荒川と多摩川に挟まれた武蔵野台地についてのことだった。

興味は俄然、武蔵野台地とそこに流れるいくつもの川のことの方に向いてしまった。


私の場合、マニュアル本を読む時期はもう過ぎたのだ。実際に乗って走り出さなければ・・・。

カミさんのバイク はもう手元にあるんだから、後は私のブツを早急に手に入れなければならないのだ。はやく車種を絞り込まねば・・・。

↓ 現物よりも先に、メンテナンス本の方が届いてしまった。

自転車トラブル解決ブック (Outdoor)/丹羽 隆志

実は、この上↑の本が欲しくて探していたのだが、どこの書店にもなくて、しょうがないのでamazonに・・・。

その際、送料をタダにするために、この本以外にも何か購入して1500円を越えるようにしなければならなかった。

そんでもって一緒に頼んだのが、『自転車入門』だった・・・ってわけ。