『空の名前』
- 『空の名前』 高橋 健司/写真・文
角川書店(1999)
有名な本ですね。
私ははじめて見ました(読みました)が、素敵な本です。
雲を透かして向こうに見える光の色や影の色。
波が沸き立つ海なのか、雲海なのか? 上下が逆になればどちらにも見える蜂の巣状雲や鯖雲や羊雲。
海と空と雲。 山と空と雲。
これらの組み合わせが美しい。その背景を千差万別に彩る光のコントラストが綺麗。
よくもこれだけ、雲や雨や霧や雪や風に名前をつけたものだ・・・。
季節や気候を表す名前もいろいろある。
イメージする力がなければ、これだけの名前は付かないだろう・・・・・。
ボキャブラリーが少ない言語とも云われる日本語だが、コトこの分野に関しては、そうでもない・・・?
綺麗な写真が満載。