『地震の日本史』 | 本だけ読んで暮らせたら

『地震の日本史』




『地震の日本史―大地は何を語るのか』   寒川 旭/著、 中公新書(2007)


日本各地で、工事などで地面を掘ると、また、古墳などの発掘を進めていくと、いろいろな発掘現場で、地震で生じた液状化や墳砂の痕、地層のズレた痕が見つかる。

現在に比べたら圧倒的に紙ベースの資料が少ない昔。でも、考古学的な観点から、いつ頃地震が起きたのかがおおよそ判る。


学術的な難しいことを云っているわけでもないし、写真やスケッチもマアマー豊富だし、気軽に読めて判りやすい。 いいです。