『たんぽぽのお酒』 | 本だけ読んで暮らせたら

『たんぽぽのお酒』

DANDELION WINE (1957)



『たんぽぽのお酒』  レイ ブラッドベリ/著、 北山克彦/訳、 晶文社 (1971年、ベスト版は1997年)


レイ・ブラッドベリは初挑戦(たぶん)。


イリノイ州に暮らす12才の少年ダグラス。1928年の6月から9月までの夏の3ヵ月。この間に経験した出来事によってダグラスは、自身の生命と彼の廻りに確固として存在する世界を実感する。


少年を取り巻く不安と孤独。自由と輝き。生と死。現実と夢。ブラッドベリは、これらを幾つかのショート・ストーリーによって表現し、それらを連続させることによって、作品全体として一人の少年の成長を描く。


いいね、こういうの。

(もう少し訳がこなれていると、尚イイな)。


いくつになっても、こういうのを読んでしまう自分が少し恥ずかしい。。。