『動物園にできること 「種の方舟」のゆくえ』
この著者の作品、今までフィクションしか読んだことがなかったけれど、元々この人は科学ジャーナリスト出身の方だそうだ。だから、この種のノン・フィクション本を書くことが本職といえなくもない?
・・・にしても、たいした取材の賜物だ。
今でこそ、旭川動物園や多摩動物公園の飼育・展示方法などがもてはやされているが、10年も前に、そういったことも含む動物園の様々な課題・問題や変化・改革に関する取材を行い、このテの本を書いていたとは流石だ(と思う)。
やはり内容は少し古く、すでに別のメディアで見たり聞いたりしたものもある。それでも、ナカナカ興味深いことが書かれていて面白かった。もっと早く読めばよかった。
でも、やはり、この著者のフィクションの方が好きだな。。。。。。