『PLUTO』 4巻 | 本だけ読んで暮らせたら

『PLUTO』 4巻


PLUTO 4―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (4)  浦沢 直樹×手塚 治虫/著
小学館ビッグコミック(2007)

かつて、第39次中央アジア紛争で活躍したボラー調査団の主要メンバーであった世界的なロボット学者達と、彼らが開発した世界屈指の高性能ロボット達が次々と惨殺・破壊されて行く事件。

その魔の手がついに日本のお茶の水博士にも及ぼうとしていた。

そして、お茶の水博士一家を守ろうとしたアトムが・・・・・・。

ボラー調査団ロボットで残ったのは、ついに3人(3体)。 ヘラクレス、エプシロン、ゲジヒト・・・・・。


この第4巻では、お茶の水博士のリアリズムを伴った平凡な優しさと、天馬博士の深い悲しみと挫折を背景としたニヒリズムが対照的に描かれる。


アトムを創った天馬博士に焦点があてられながら・・・・・次巻に続く・・・。 (アアッ! じれったい!!)





それにしても、この4巻の表紙の絵、天馬博士なのだが、エヴァンゲリオンの主人公の父親で、地球防衛軍(?)みたいな組織の親玉が、こういう格好していなかったっけ???